インディカー・シリーズは、2017年のインディ500ウィナーである佐藤琢磨がデザインされた第102回インディ500のチケットを披露した。過去70年間、インディ500のチケットは前縁の優勝者がデザインされることが慣例となっている。2017年、佐藤琢磨は日本人として初めて伝統のインディ500を制するという偉業を成し遂げた。
インディアナ州会議事堂で行われた発表会には、佐藤琢磨、インディカーの最高席責任者を務めるマーク・マイルズ、インディアナポリス・モータースピードウェイのダグ・ボールズ社長、エリック・ホルコーム州知事が出席した。1947年にマウリ・ローズがインディ500を制して以降、チケットには前年のウィナーがデザインされており、1948年も優勝したマウリ・ローズの姿は翌年のチケットにも掲載された。「実際に見るのはこれが初めてです」と佐藤琢磨はコメント。「本当に驚くべきことであり、素晴らしいことですね。本当に嬉しいです。チケットに自分の顔が刻まれるのは本当に名誉なことです」「インディ500が世界で最大のスポーツイベントであることは歴史が示していますし、誰もが本当に興奮するイベントです。このようなチケットは本当に驚くべきことですし、本当にありがたいことです。インディ500のウィナーになることはレースキャリア全体で最大の夢です」マーク・マイルズによると、今年のインディ500のチケット販売の売れ行きは昨年を大きく上回っていると語った。「現状、本当に好調だ。小さな成長ではない。2018年はとても良いものになるだろう」今年、佐藤琢磨はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍。今月初めに開催された2日間のオープンテストでは全体の最速タイムを記録している。