ニコ・ヒュルケンベルグが、アストンマーティンF1のテスト兼リザーブドライバーとして発表されると報じられている。ニコ・ヒュルケンベルグは、フォース・インディアとして知られていた2011年から2012年、2014年から2016年にシルバーストンを拠点とするチームに所属。さらに昨年はレーシング・ポイントに名前を変えたチームで病欠したドライバーの代役として3戦に“ゲスト出演”している。
セルジオ・ペレスが新型コロナウイルスに感染したシルバーストンの2戦で代役を務めたニコ・ヒュルケンベルグは、ニュルブルクリンクで開催されたF1アイフェルGPで体調不良を訴えたランス・ストロールに代わって登板。後にストロールも新型コロナウイルス感染が明らかになっている。ニコ・ヒュルケンベルグは、179戦のスタートで表彰台を獲得できていなという不名誉な最長記録を保持している。ベストリザルトは4位。3回中2回をベルギーで獲得している。最近、アストンマーティンF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、ニコ・ヒュルケンベルグのリザーブドライバー起用について「そうなるのが好ましい」と語っていた。 F1 Insider は、ニコ・ヒュルケンベルグが「テスト兼リザーブドライバーとしてアストンマーティンF1に向かっている」と報道。「ヒュルケンベルグはすべてのレースで現場にいるのではなく、万が一に備えてスタンバイラインを保っておく契約」だと付け加えた。アストンマーティンF1に加入することになれば、ニコ・ヒュルケンベルグが同じドイツ出身のセバスチャン・ベッテルと一緒に仕事をすることになる。2021年もチームはメルセデスのF1エンジンを搭載することもあり、アストンマーティンF1とドイツの繋がりはさらに強化されることになる。また、フライブルク生まれのトビアス・ムアース(54歳)は、メルセデスAMGの元CEOであり、8月にダイムラーが20%の株式を保有するアストンマーティンラで同等の役割に就いている。
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