ニコ・ヒュルケンベルグは、F1復帰を目指して2チームと交渉を行っていることを認めた。新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役として第4戦F1イギリスGP、第5戦F1 70周年記念GPに出走したニコ・ヒュルケンベルグは、今週末に行われる第6戦スペインGPもペレス出走できない場合にバルセロナで待機状態にある。
だが、ニコ・ヒュルケンベルグは、今週末もレーシング・ポイントが自分を必要とするのかどうかを早く知りたいと語る。「今回は早めに知る必要がある。もし、FP1に出られないのであれば今週末にニュルブルクリンクで行われるGTレースに出たいからね」しかし、昨シーズンまでルノーのF1ドライバーを務めていたニコ・ヒュルケンベルグの目標はF1に復帰することだ。そして、すでに来季に向けて複数のチームから契約の可能性についてオファーがあったとある。「まだ可能性のあるチームからオファーを受けている」Blickは、そのチームとはアルファロメオとハースだとしている。ニコ・ヒュルケンベルグもF1公式サイトに対し、アルファロメオと交渉していることを認めている。シルバーストンで示したパフォーマンスによって、2021年にF1復帰できるチャンスが大きくなってきたかと質問されたヒュルケンベルグは「望みが増したと言うのはおおげさだろう」とAuto Motor und Sport にコメント。「少し前から2チームと話をしてきていた。今、何かが変わったのかどうか僕には分からないけれど、そういうふうには感じていない」「あそこの人たちは僕のことを知っているし、ひとつのレース週末によって影響を受けることはない」「チャンスはある。だけど、もう少し時間がかかるだろうね」