HRTは、中国人ドライバーのマ・チンホワ(Ma Qing Hua)がドライバー育成プログラムに参加することを発表した。HRTは、マ・チンホワのプログラムには、専門的なキャリア評価、異なるカテゴリーのマシンによるプライベートテスト、シミュレーターでのテストが含まれると述べた。
またHRTは、マ・チンホワがプログラムで“満足のいく”結果を残せば、今年の若手ドライバーテストに参加する可能性があるとの述べた。マ・チンホワ「HRT F1チームのドライバー養成プログラムの一員となることをとても光栄に思います。仕事と努力によっては、僕が中国人初のF1ドライバーになれるかもしれません。僕にとってとても特別な瞬間であり、どれくらい嬉しいか表現するのは難しいです。とても小さな頃からF1ドライバーになることを夢見てきました。8歳のときにカートを始め、本当に熱心に学習し、毎回速くなるよう頑張ってきました。フォーミュラ・キャンパス、フォーミュラ・ルノー、F3などのカテゴリーに参戦し、よりプロフェッショナルになるために、マシンのセットアップ、サーキットでの技術、チームワークについて多くを学んできました。そして今、HRTがF1ドライバーになるための機会を与えてくれたおかげで、子供の頃の夢がついに実現します。今年はさらに6人のワールドチャンピオンが戦っています。F1マシンをドライブすることは本当に信じられない経験でしょうし、そのチャンスを得られるように頑張ります。僕にその能力があることを証明するチャンスを与えてくれたHRTに感謝しています。そして、いつも僕を支えてくれた家族とみなさんにも感謝したいです。これは始まりに過ぎません」ルイス・ペレス・サラ (HRTチーム代表)「我々は、国内外を問わず、若手ドライバーをデビューさせるプラットフォームとして機能するというチームのアイデンティティのひとつに取り組んでいる。マ・チンホワは、我々が才能を信じているドライバーのひとりであり、彼がF1に昇格できるよう彼のキャリアの手助けをしたい。彼のコンディションは好まい。彼をチームのドライバー養成プログラムに迎え入れることで彼の育成に貢献したい。レースやプライベートテストに参加させ、若手ドライバー向けのF1テストに参加すること彼の目的だ。私は、シルクイート・デ・カタルーニャの若手ドライバープログラムにも関わっているので、彼の成長を見てきたし、個人的にもいくつかのテストで彼に援助してきた。彼にポテンシャルがあるとわかっていたが、彼のスピード、安全性、順応性、姿勢、プロ意識には驚いた。そのような長所を持った彼のプログラムへの参加は大変ポジティブなことであり、実りある永続的なパートナシップになると思っている」
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