ホンダは2年以内にF1から撤退する可能性があると元F1チーム代表のエディ・ジョーダンは語る。新型コロナウイルスの世界的な大流行はモータースポーツだけでなく、自動車業界にも影響を与えている。今後数年間でレッドブルのF1エンジンサプライターであるホンダを含めたモータースポーツ界の主要な自動車メーカーに波及する可能性がある。
実際、ホンダはまだ2021年までしかレッドブルおよびアルファタウリへのF1エンジンの供給をコミットしていない。元ジョーダンのF1チーム代表だったエディ・ジョーダンは、経済状況だけが決定的な要因ではなく、新型コロナウイルスは世界と人々の見方さえも変える可能性があると語る。「新型コロナウイルス危機が変えてしまうのは世界そのものだけではない」とエディ・ジョーダンは F1 Insider に語る。「人間の規範と価値観は変化するだろうし、環境意識は平均的な人のリストの中で高い位置にある。それは大企業のお偉いさん方もそれについて考えていることを意味する」「したがって、メルセデスやルノーなどの主要メーカーとエンジンサプライヤーのホンダは、2年以内にF1プロジェクトから手を引くことになるだろう」エディ・ジョーダンによれば、主要な自動車メーカーのうちで残るのはフェラーリだけだと考えている。「彼らは違う。彼らにはF1の血が流れており、F1をやめることは彼らにとって問題外だ。近い将来、F1はおそらくフェラーリ、レッドブル、マクラーレン・メルセデスを中心に展開することになるだろうだろう」
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