ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ハンガリーGPのトロロッソ・ホンダの決勝レースを振り返った。雨による波乱を乗り切って今季初の2台揃ってのQ3進出を果たしたトロロッソ・ホンダ。ピエール・ガスリーは6番グリッド、ブレンドン・ハートレーは8番グリッドからともにウルトラソフトタイヤでレースをスタートする。
第1スティントはピエール・ガスリーが6番手、ブレンドン・ハートレーが9番手とポイント圏内を走行。ピエール・ガスリーは、トップグループでレースを進める好パフォーマンス。トップ3と遜色ないラップタイムで同一周回の6位でレースをフィニッシュ。8ポイントを獲得した。一方、ブレンドン・ハートレーは、ミディアムタイヤでの第2スティントでペースがあがらずライバルにオーバーカットされて11位でフィニッシュ。惜しくも入賞を逃した。「今回のハンガリーGPではマシンの仕上がりもよく、ガスリー選手が6位入賞を果たしてくれました。一方でハートレー選手は11位となり、惜しくもダブル入賞を逃してしまったことは残念でした」と田辺豊治はコメント。「全体としては昨日の難しい予選も含め、チーム全体がいい仕事をしたと思います」「シーズン前半戦は難しいレースが続きましたが、サマーブレイク前の節目のレースをいい形で終えられたことは良かったです。この勢いを維持しながら後半戦に向かいます」関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞