ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1ハンガリーGP初日のフリー走行を振り返った。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがFP1で11番手、FP2でトップ10内の9番手タイム、ブレンドン・ハートレーがFP1で13番手、FP2で15番手タイムだった。
「今日は通常の金曜日と同様に、ロングランも交えながらパワーユニットのセッティングを煮詰めてきました」と田辺豊治はコメント。「例年通り、高い気温の下で行われ、午前は埃っぽかったトラックが午後には改善していく状況でした。P2終盤では雨雲が近づいてきたものの、最終までドライコンディションのまま、予定通りにプログラムを終えることができました」「パワーユニットとしてはドライバビリティと冷却がキーとなりますが、特に問題なく機能していますし、パッケージとして手応えを感じています」「明日の予選前この流れを維持し、オーバーテイクが難しいこのサーキットでいいグリッドを獲得できればと思います」関連:F1 ハンガリーGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム