将来について様々な憶測が渦巻いているホンダだが、2017年型F1パワーユニットの開発の手はまだ緩めていない。マクラーレンとホンダのパートナーシップは解消の方向に向かっているとの見方が強いが、最近ホンダが投入した“スペック3”パワーユニットはこれまで信頼性を見せており、F1ハンガリーGPではフェルナンド・アロンソがファステストラップをマークしている。
マクラーレンの情報筋は「これが大きな信頼性問題の終わりかどうかはわからない」とコメント。「決して確証はできないだろう」マクラーレンは9月に2018年のエンジンパートナーを決定すると報じられているが、その数日前のF1ベルギーGPで、ホンダは“スペック4”パワーユニットを投入するとされている。ホンダの“スペック4”はさらに15馬力アップしているとされ、メルセデスやフェラーリと45馬力以内まで近づくと Marca は報じている。「我々は、夏休み後にホンダがまた我々に進化を与えるかどうかを見てみるつもりだ。我々はそれを必要としている」とマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは述べた。マクラーレン・ホンダは、F1ハンガリーテストの初日にパワーユニットのオイル漏れに見舞われたが、深刻な問題ではなく、大半のプログラムは消化した。
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