ホンダF1買収から手を引くことを表明したデビッド・リチャーズだが、チームがメルボルンのグリッドに着くために買い手を見つけることができることを望んでいると語る。ホンダがF1撤退を発表した際、デビッド・リチャーズはチームの幹部と交渉していたことを明らかにしており、買収の最有力候補とみられていた。その後、デビッド・リチャーズは買収を断念したが、他の候補が旧ホンダF1チームの交渉を成功させることを望んでいると語る。
「チームには多くの素晴らしい人々がおり、本当に解決策が見つかることを望んでいる」とリチャーズは語る。「チームはレースをすべきだし、私いまだジェンソン・バトンのサポーターだ。彼はこれまで本当の才能を示し、輝くフェアな機会がなかったと思う」「しかし、現実的には、最近の世界では非常に困難な戦いとなるだろう」2009年マシンにエンジンを融合するためにはおよそ6週間が必要とされ、旧ホンダF1チームが開幕戦のグリッドにつくには、2週間程度で契約をまとめる必要がある。チームは、オーストラリアGPまでに状況を解決することを楽観視しているが、リチャーズはホンダがF1撤退を決定したタイミングが、そのプロセスの助けにならなかったと主張する。「チームを売却することは決して彼らの意向ではなかった。それが違いだ。私の理解では、それはホンダの意向ではなく、現実的な提案があることも予測していていなかった」「もう少し前に考えられて計画されていたら、違っていたと思っている」
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