ニック・ハイドフェルドは、2011年の新しいF1レギュレーションに潜む“危険性”を強調した。GPDAの理事を務めるセバスチャン・ベッテルは、KERSと可変リアウイングの組み合わせが「高速道路で携帯をいじるようなもの」と述べ、ドライバーのストライキもあり得ると示唆していた。ニック・ハイドフェルドは「毎年、ステリングはどんどん悪くなっている」とステアリングのボタンと機能の数に言及。
元GPDAの会長であるニック・ハイドフェルドは、今日のステアリングを「コックピットでピアノを演奏するようなもの」と例えた。「今の状態が限界だ。危険な領域に入っているので、FIAに伝えている」ニック・ハイドフェルドは、ドライバーはKERSや可変リアウングを「多少は同時に」操作できるが、“片目”はボタンが押されたかを示すライトに見続けることになるので「ミスをする可能性はかなり高い」と付け加えた。関連:セバスチャン・ベッテル、F1ドライバーによるストライキを否定