ルイス・ハミルトンは2026年F1第11戦ハンガリーGP予選で、ポールポジションを逃した悔しさ以上に、オスカー・ピアストリへのインピーディング(走行妨害)の審議を気に掛けていたことを明かした。ハミルトンは予選2番手を獲得したものの、Q3終了後に審議対象となり、「明日はダメージリミテーション(被害を最小限に抑えるレース)になるだろう」とコメント。
その後、スチュワードはインピーディングがあったと判断し、3グリッド降格ペナルティが科され、決勝は5番グリッドからスタートすることになった。「誰かの邪魔をしたかもしれない」予選直後のインタビューでハミルトンは、ポールポジションを逃したことよりも、審議の行方が頭から離れなかったと率直な心境を語った。「予選を通して僕たちは一番速かったから、ポールポジションは確実に手の届くところにあった。それを逃したのは残念だ」「でも今は、そのことよりも別のことで頭がいっぱいなんだ。ラップを終えたあと、誰かの邪魔をしてしまったかもしれない。正直、誰かが来ていることには気づいていなかったから、その状況を頭の中で何度も振り返っている」さらにテレビインタビューでは、ポールを逃したことよりも審議結果を気にしていたと明かした。「ラップそのものについては、それほど気にしていない。こういうことは起こるものだからね」「問題はその後だ。どういう裁定になるのか分からないけど、明日はたぶんダメージリミテーションになると思う」このコメントどおり、ハミルトンには最終的に3グリッド降格ペナルティが科されることになった。Q3の戦略判断にも疑問ハミルトンは予選全体ではマシンに十分な競争力を感じていた一方で、Q3最後のアタックに向けたチームの判断には疑問を示した。「ランド、おめでとう。素晴らしいラップだった」「僕たちは週末を通して素晴らしい仕事をしてきたし、予選でもずっと手応えがあった。でも最後のQ3では最初にコースへ出た。それは正しい判断ではなかったと思う」「そのうえ最後のアタックでは、理由は分からないけれどグリップがなかった。シャルルも同じような状況だったと思う」「ここは僕が大好きなサーキットだし、マシンにも競争力はある。でも明日は厳しい一日になるだろう」5番グリッドから巻き返しを狙う決勝フェラーリはハンガロリンクで週末を通して高いパフォーマンスを示し、ハミルトンも予選ではポール争いを展開した。しかし、Q3終盤のインピーディングにより3グリッド降格という痛手を負い、決勝は5番グリッドからのスタートとなる。それでもレースペースには自信をのぞかせており、本人が語った「ダメージリミテーション」を乗り越えて表彰台争いへ加われるかが、決勝の大きな見どころとなる。
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