ルイス・ハミルトンは2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPでフェラーリ移籍後初優勝を達成し、自身が保持する「初優勝から最後の優勝までの期間」のF1最長記録をさらに更新した。2007年のカナダGPで初優勝を飾ったハミルトンは、今回の勝利によって勝利期間を19年4日まで伸ばした。これは歴代2位のキミ・ライコネンを約3年半上回る圧倒的な記録となっている。
20年にわたり勝利を重ねるハミルトンハミルトンは2007年にマクラーレンでF1デビューを果たし、第6戦カナダGPで早くも初優勝を記録した。その後、マクラーレンで21勝、メルセデスで84勝を挙げ、2025年から加入したフェラーリでも勝利を手にした。今回のバルセロナ・カタルーニャGPでの優勝は通算106勝目。初優勝から19年以上にわたり勝利を積み重ねてきたことになる。2位はキミ・ライコネンで、2003年マレーシアGPから2018年アメリカGPまで15年6か月28日。F1を離れてラリーに参戦した2年間を挟みながらも長期間にわたりトップレベルを維持した。3位にはミハエル・シューマッハが入る。1992年ベルギーGPで初優勝を挙げ、2006年中国GPで91勝目となる最後の優勝を記録。14年1か月1日にわたって勝利を重ね続けた。王者たちが並ぶ歴代ランキングランキング上位には4度のワールドチャンピオンであるアラン・プロスト、3度の王者ニキ・ラウダとネルソン・ピケ、4連覇を達成したセバスチャン・ベッテルら歴代の名ドライバーが名を連ねている。また、ゲルハルト・ベルガーやリカルド・パトレーゼのように、長いキャリアの中で複数チームを渡り歩きながら勝利を重ねたドライバーも上位にランクインしている。F1歴代 初優勝から最後の優勝までの期間ランキング1位 ルイス・ハミルトン:19年4日(2007年カナダGP〜2026年バルセロナ・カタルーニャGP)2位 キミ・ライコネン:15年6か月28日(2003年マレーシアGP〜2018年アメリカGP)3位 ミハエル・シューマッハ:14年1か月1日(1992年ベルギーGP〜2006年中国GP)4位 アラン・プロスト:12年20日(1981年フランスGP〜1993年ドイツGP)5位 ニキ・ラウダ:11年3か月28日(1974年スペインGP〜1985年オランダGP)6位 ネルソン・ピケ:11年2か月3日(1980年アメリカ西GP〜1991年カナダGP)7位 セバスチャン・ベッテル:11年8日(2008年イタリアGP〜2019年シンガポールGP)8位 ジャック・ブラバム:10年9か月25日(1959年モナコGP〜1970年南アフリカGP)9位 ゲルハルト・ベルガー:10年9か月15日(1986年メキシコGP〜1997年ドイツGP)10位 リカルド・パトレーゼ:10年5か月2日(1982年モナコGP〜1992年日本GP)破られる可能性はあるのかハミルトンは現在41歳となったが、今回の優勝で依然としてトップレベルの競争力を持つことを証明した。記録は現在も更新中であり、今後さらに勝利を重ねれば20年の大台も視野に入る。現役ドライバーで最も近い位置にいるのは2008年初優勝のマックス・フェルスタッペンだが、現時点での勝利期間は約18年には遠く及ばない。ハミルトンの記録は、しばらく破られることのない歴代最高記録として残りそうだ。【関連】・ヴィルヌーヴがルクレールに苦言「ハミルトンはフェラーリF1を自分のものにした」