ルイス・ハミルトンは、メルセデスの2024年F1マシン『W15』についてポジティブな評価を共有。前モデルよりも「明らかに改善」され、「はるかに運転しやすくなっている」と述べた。バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたプレシーズンテスト初日にメルセデス・W15をデビューさせたハミルトンのチームメイトであるジョージ・ラッセルは心強いコメントを残していた。
そして、2024年シーズン終了後にフェラーリに移籍することが決まっている7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは、木曜日にW15で初周回を重ね、この冬に行われた変更について称賛を惜しまなかった。ハミルトンは木曜日にラッセルからW15のステアリングを引き継いだ。フェラーリのカルロス・サインツのペースから1.145秒遅れで123周を走ったハミルトンは「実り多い1日だった」とコメント。「ロングランでもシングルラップでも、W15について多くのことを学んだ。今年のマシンは明らかに改善されているし、はるかに運転しやすくなっている」。「この1年間、それを実現するために尽力してくれたブラックリーとブリックスワースのファクトリーのみんなに心から感謝している。彼らのハードワークには本当に感謝している」ハミルトンは金曜の朝もマシンに乗り、その後ラッセルが再びマシンに乗り込む。金曜の朝、ラッセルにバトンタッチする前に再びコックピットに座るハミルトンは「もちろん、まだ前進しなければならない。でも、僕たちにとってはいい土台になった」と付け加えた。「残りのテストと来週に向けて、気を引き締めて改善を探っていく」「明日の朝、マシンに戻って学び続けるのが楽しみだ」