ルイス・ハミルトンは、2023年F1第18戦カタールGPの決勝をオープニングでのメルセデスF1のチームメイトのジョージ・ラッセルとの同士討ちでリタイア。衝突事故が「100%自分のせい」だと認めた。前を行くレッドブルのマックス・フェルスタッペンとルセルはミディアムタイヤだったが、ハミルトンはソフトタイヤで3番グリッドから好スタートを切った。
ハミルトンは、右コーナー1コーナーのアウト側に回り込んだが、ラッセルとフェルスタッペンはすでにコーナーのイン側で並んでおり、ハミルトンはラッセルの左フロントタイヤに接触した。ハミルトンは即座にリタイアとなり、ラッセルは最後尾に追いやられたが、4位まで挽回した。「リプレーを見たけど、100%僕のミスだし、全責任は僕にある」とハミルトンのツイートした。「チームとジョージに謝罪する」このツイートの前に、ハミルトンはメディアの取材に応じたが、事故のリプレーは見ていないと主張していた。「熱くなっていたと思うし、リアエンドからの衝撃を感じて明らかにフラストレーションが溜まった。でも、ジョージにはどこにも行くところがなかったと思う。ただ不運なシナリオだった」「喜んで責任を負う。それが僕の役割だからね。戻って確認する必要があるけど、ジョージのせいだとは思っていない」ハミルトンはまた、レース前にラッセルとスタートについて話し合い「協力しようと話し合っていた」とも付け加えた。「同士討ちは僕たちのプランではない。チームにとっては本当に残念なことだ。僕たちはみんな、このポジションにいるために懸命に働いている。僕のその一部になってしまったことをみんなに本当に申し訳なく思っている」とハミルトンは付け加えた。ハミルトンは、それがリスキーな行動だとは思わないと語った、前戦の鈴鹿でのアクシデントの後、チームメイトとの交戦ルールが必要かどうか尋ねたところ、「わからない。それは僕が決定することではない」と語っていた。アクシデントの後、ジョージとの関係はどうなるのかという質問には「関係は壊れていない」と答えた。「ジョージとは何の問題もないし、僕たちは素晴らしい関係を築いている。仕事もできるし、いつもいろいろな話をしている」「だから、今回のことは間違いなく残念なことだし、彼も僕と同じようにその場ではイライラしていたと思う」「でも、それについてはオフラインで話し合って、前に進みたい。さっきも言ったように、チームのみんなに申し訳なく思っている」ルイス・ハミルトン「チームのために良いポイントを獲得する大きなチャンスだったけど、熱くなっていて、その瞬間は何が起こったのかよく理解できなかった。後ろからタップされた感触はあったけど、ジョージはどこにも行くところがなかったと思う。本当に不運な状況で、チーム全員に申し訳なく思っている。ブラックリーとブリックスワースのみんなには本当に申し訳ない。みんな信じられないほど懸命に働いてくれているだけに、このような結果は非常に残念だ。ポジティブなことは、マシンのペースが週末を通じて好調だったことだ。ジョージもいい仕事をして挽回し、重要なポイントを獲得することができた」
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