ルイス・ハミルトンは、自身とメルセデスF1チームが苦境に立たされる中で、F1で「再び勝つ」と断言した。ハミルトンはF1最多優勝記録103回を保持しているが、最後のグランプリ優勝は2021年サウジアラビアGPで、15カ月前となる。メルセデスは2022年、新たな技術レギュレーションが導入される中、後手に回り、その不調は2023年シーズンにも持ち越されている。
しかし、ハミルトンは、F1を去る前に、再び表彰台の最上段に立つと信じている。「僕はまた勝つ。ただ、少し時間がかかるだろうけどね」とハミルトンは語った。「もちろん、2021年にここ(サウジアラビア)に来たときは、また世界選手権で戦うことを望んでいた。その先に何が起こるかは決して分からないということだ」「僕たちの人生には、予想もしないようなことが起こるものだ。でも、重要なのは、どう転ぶかではなく、どう立ち上がるかだ」「どう対処するか。どう立ち向かうか。いかにポジティブであり続けて、直面する問題に取り組むかだ」「僕のエネルギーはそこに注がれている。そして、チームのみんなも、そこに集中している」2023年のメルセデスのW14は、シーズンのオープニングラウンドでレッドブルと戦うことができなかった。.ハミルトンのチームメイトであるジョージ・ラッセルは、昨年のブラジルでのレース勝利(これが2022年のメルセデスの唯一の勝利)が、チームを誤った道に導いたと述べている。メルセデスは今年の開幕前、2022年と比較してより良いポジションでバーレーン開幕戦を迎えられるという楽観的な考えを抱いていた。ハミルトンは、マシンが上位陣で競争力を発揮するとの情報を得ていたというが、それはまだ実現されていない状況にある。「僕が聞いたコメントでは、すぐに最前線では戦えないにしても、そこそこの位置にはいるはずだというものだった」「だから、明らかにそうでなかったときは、ちょっとショックだった。僕たちが正しい場所にいないことが分かった」「初めて見るクルマは、ライバルたちとはやはり大きく違って見えた。そして、その瞬間は、いつも緊張する」「でも、見た目はいい感じだった。もちろん、色もいい。でも、正直なところ、速ければどんな色でもいい。ある時点で勝てるクルマに仕上げていけることを願っている」
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