F1オーストリアGP初日のフリー走行でメルセデスF1はワンツーでセッションを終えたが、現役ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、レッドブル・ホンダが土曜日に強力な巻き返しを図ってくると考えている。ルイス・ハミルトンは、チームメイトのバルテリ・ボッタスは0.189秒上回り、3番手のマックス・フェルスタッペンとは0.217の差がついた。先週、同じレッドブル・リンクで開催されたF1シュタイアーマルクGPでは、マックス・フェルスタッペンが圧勝している。
その状況は変わったのだろうか? ルイス・ハミルトンは、レッドブル・ホンダはメルセデスよりも大きなアドバンテージを持っていると語る。「彼らは間違いなくバッグにエクストラな何かを持っている。そのことはすでに分かっている」とルイス・ハミルトンは語った。「今日は少し進歩したとは思うけど、まだ0,2秒もしくは0.5秒くらいの差があるかもしれない」「小さな前進を果たせたのは確かだけど、0.2秒差を縮めるには十分ではなかった。でも、シングルラップはOKだと感じた。かなりいい感じだった。ただ、彼らは明日もう少し上げてくると思う」ルイス・ハミルトンは、レッドブルが利用できるホンダF1エンジンのパワーが特に印象的だったと語った。ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治パワーユニットのパフォーマンスがアップグレードによるものであることを否定ている。「彼らはほぼ基本的に僕たちが持っていたような予選モードを持っている」とルイス・ハミルトンは語った。「彼らがどこからそれを手に入れているのかは分からないけど、印象的だし、今夜それに匹敵できるかどうかを確かめるために一生懸命努力しなければならない」FP1でルイス・ハミルトンは7番手、マックス・フェルスタッペンがトップタイムだった。ハミルトン、1回目のセッションでのクルマのセットアップで間違ったルートをたどり、低い順位につながったと説明した。「FP1では少し苦労した。別のバリエーションのクルマを試していて、満足できていないったので、少し苦労したし、その後、先週のものに戻すような変更を加える必要があった。他にいくつかの調整すると、はるかにフィーリングが良かったので、概してマシンの仕上がりについては満足している」「おそらくあまり変更しないだろう。ほとんどの場合、壊れていない場合は修正しない方がいい・・・そして、ほとんどの場合、僕たちはより多くのことを試みようとして最悪なものになっていく。最小の調整になるだろう」
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