メルセデスの親会社であるダイムラーは、ルイス・ハミルトンが2021年シーズン中にメルセデスF1チームと締結する予定だった年間5000万ドル(約50億円)の新契約を阻止したと伝えられている。「11月にF1がトルコに行ったとき、ハミルトンの要件を満たす契約が準備されていた。それは、年俸5000万ドルの4年契約だった。しかし、ダイムラーはそれにストップをかけた」と Corriere Dello Sport は報告した。
「ダイムラーは、3年間のオプション付きの2年契約を希望している」「交渉の結果がどうなるかはまだ分からない。しかし今、イネオスという第三者がこの問題に関与している。現在、契約延長の新しい期限はバルセロナでの冬季テストが開始する直前の2月末だ」昨年、ダイムラーは、メルセデスF1チームの株式保有率を3分の1に減らし、その結果はチームはイネオスが3分の1、メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフが3分の1をそれぞれ均等に保有することになった。ルイス・ハミルトンとトト・ヴォルフは、新契約が昨年内に締結されなかった唯一の理由は、他の優先事項があったからだと繰り返し主張してきた。「なぜ我々は契約にサインしないのか? 理由は簡単だ。我々は常にこのチャンピオンシップを成し遂げることを優先し、交渉の性質を考え、難しい議論に時に気を取られないようにしてきた。しかし、その後、新型コロナウイルスが発生した」とトト・ヴォルフは語った。「それで少し遅れたが、最終的に契約を成立されることを心配してはいない」「まだサインはされていないが、メディアからのプレッシャーに晒されたくはないので、契約書に特定の日付を入れていない。遅かれ早かれ、それを行う必要がありる。遅くともテストに行くまでにね」
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