6回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、フェラーリF1からのオファーを拒否したと報じられている。5月12日(火)、フェラーリはセバスチャン・ベッテルが今シーズン限りでチームを去ることを発表。F1で最も歴史のある跳ね馬のシートに空席ができることになった。
2021年にまだ契約を結んでいない最も重要な存在のひとりであるルイス・ハミルトンは、たびたびフェラーリへの移籍が噂されてきた。しかし、その噂は捨てることができるとフェラーリの内情に詳しいジャーナリストのジャーナリストのレオ・トゥリーニは語る。レオ・トゥルーニは、ルイス・ハミルトンはフェラーリF1からのオファーをすでに拒否し、メルセデスとの新しい契約に注力していると語る。「夏にジョン・エルカン(フェラーリ会長)はルイス・ハミルトンをチェックするために彼のところにいった。ルイスはまだそのことにオープンだった。だが、その後、彼は約束を破った」とレオ・トゥルーニは Sky Sports Italia に語った。「彼はフェラーリに、メルセデスにとどまり、ミハエル・シューマッハの記録、すなわちフェラーリの記録も破りたいと伝えた。それは今後数年でタイトルを獲得するために可能な限りすべてのことをしていくことを示唆していたエルカンに失望をもたらした」フェラーリの空席の有力候補に挙げられているのは、ルノーのダニエル・リカルドとマクラーレンのカルロス・サインツだ。すでに両チームはベッテルにオファーを出しているとされ、彼らのどちらかがフェラーリに移籍した場合、入れ替わるかたちでルノーもしくはマクラーレンに加入すると噂されている。関連:セバスチャン・ベッテル、今季限りでのフェラーリF1離脱を正式発表