ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、まだF1スーパーライセンスのポイント基準に到達していないニキータ・マゼピンと契約したことを心配してはいないと語る。ロシアの億万長者ドミトリーの息子であるニキータ・マゼピンは、現在、F2でランキング3位につけている。最終戦を終えてランキング7位以内に入っていれば、F1ドライバーになるために必要な40点のスーパーライセンスを満たすが、もし8位に転落した場合はその資格を失う。
しかし、ギュンター・シュタイナーは心配していないと語る。「ニキータとの交渉を始めたときはもちろん、FIAとライセンスについて話し合った。現在、彼が必要なポイントを獲得できない可能性は非常に低いので、心配する必要はない」とギュンター・シュターナーは語った。「緊急のシナリオもあるが、彼は必要なポイントを獲得できると確信している。そうすれば、このような質問はこれ以上なくなる」ギュンター・シュタイナーが言う“シナリオ”はFIAの免除であると考えられている。特にFIA(国際自動車連盟)は新型コロナウイルスのパンデミックの中で寛大さを示すと述べている。21歳のニキータ・マゼピンも心配していないようだ。「重要なことは、F1の準備ができていることだ」とニキータ・マゼピンは語った。FIA-F2は残り2レース。最終戦のポールポジションは角田裕毅が獲得し、残りは42ポイント。161ポイントでランキング3位のニキータ・マゼピンとランキング8位の周冠宇(125.5ポイント)との差は36.5ポイントとなっている。
全文を読む