ハースF1チームのプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、フェラーリの“スペック2”エンジンは今週末のF1カナダGPで大きな後押しになると考えてる。ハースF1チームは、2週間前のモナコでフェラーリの新型エンジンを投入。しかし、モンテカルロ市街地コースはそれほどエンジンにストレスをかけることのないコースであり、ギュンター・シュタイナーは今週末のモントリオールでポテンシャルをフルに発揮できると自信をみせている。
「新しいエンジンのパフォーマンスは非常に良かった。まったく不満はない。ご存じのようにモナコはパワーが大きな差を生むようなトラックではない。新しいエンジンを得られるのは常に良いことだが、大きな差は生まなかった」とギュンター・シュタイナーはコメント。「カナダではエンジンがどれだけ優れているかを実感できることだろう。良い後押しとなり、本来のポテンシャルを発揮することを期待している」シーズン序盤、ハースF1チームはタイヤをウインドウに入れることができず、レースペースで大きく苦戦を強いられた。しかし、ギュンター・シュタイナーは問題は解決したと考えており、ピレリが最も柔らかいコンパウンドを選択したことも後押しになると考えている。「4週間前よりも我々には少し希望を持ているようになっている。モナコでは柔らかいタイヤが我々のクルマでかなりうま機能していたし、カナダでもしっかり熱が入って、機能させられることを期待している」現在、ハースF1チームはコンストラクターズ選手権でマクラーレンから13ポイント差の5位につけている。関連:2019年 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール