アルファロメオF1の周冠宇は、モナコグランプリのシケインで角田裕毅の後ろでコントロールを失ったときは“新しいパンツが必要”なくらい恐怖だったと語った。最後尾グリッドからモナコグランプリをスタートした周冠宇は、アグレッシブな走りで13番手まで順位を上げた。しかし、ミック・シューマッハのクラッシュによる赤旗でレースが中断した際のピットストップで16番手まで後退。
レースが再開されたとき、周冠宇は角田裕毅とポジションを争った。そして、テール・トゥ・ノーズでトンネルを抜けた後、周冠宇はインサイドから角田裕毅を抜くためにヌーベルシケインに向けて左に移動したが、そこで大きく挙動を乱した。周冠宇は『この後、新しいパンツが必要だ』と冗談交じりに無線でチームに話した。「インサイドは非常に湿っていて、得ることができるスリップストリームはあまりなかった」と周冠宇は説明した。「おそらく裕毅に最も近いづいたラップの1つだったし、ギリギリでインサイドに飛び込む必要があった」「残念ながら、彼は少しカバーしようとした。そして、その瞬間、僕はそれを避けようとしてウェットパッチにあたった。あそこにコース上にとどめることが重要だった」周冠宇はシケインをカットしてまっすぐ走り抜けたことで、ウィリアムズのニコラス・ラティフィにポジションを失った。「コックピット内はそれほどクールではなかった。かなり怖かった。ビシっと決まらなかった。でも、リプレイを見てみるのは楽しいだろう」周冠宇は、F1マシンでの初めてのモナコグランプリは「タフ」な経験だったことを認める。「タフなレースだった。最もタフなレースにひとつったと思うけど、様々なコンディションを経験できた」と周冠宇はコメント。「モナコを体験したことで、通常のレーストラックでウェットは少し良くなると思う」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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