ハースF1チームのロマン・グロージャンはF1バーレーンGPの予選でマクラーレンのランド・ノリスを妨害したことに対して3グリッド降格ペナルティを科せられた。スチュワードの報告によると、予選Q1でロマン・グロージャンはアタックラップを開始しようとしていたが、フェラーリのセバスチャン・ベッテルに追い越されたため、十分なギャップを確保するために減速。ランド・ノリスが接近していることをチームから知らされていなかったという。
しかし、2台のクルマに136km/hの速度差があり、ランド・ノリスは回避行動をとらざるをえなかった。ランド・ノリスは、Q1を突破して最終的にQ3に進出して10番手で予選を終えていたが、F1バーレーンGPのスチュワードは、ロマン・グロージャンが“不必要”に低速で走行してランド・ノリスを妨げたいたと判断した。「スチュワードはカーナンバー8のドライバー(グロージャン)が故意に妨げるつもりはなかったことを受けいている。しかし、異常に低速で走行している際に速いクルマが近づいているかもいれないことに気づくのはドライバーの責任だ」この裁定により、ロマン・グロージャンは8番グリッドから11番グリッドに降格。ランド・ノリスは9番グリッドからスタートすることになる。またロマン・グロージャンには、1点のペナルティポイントも科せられた。グロージャンはペナルティポイントが8点に達しており、あと4点を科せられると1レースの出場停止処分が科せられる。