ロマン・グロージャンが、F1シンガポールGPへの意気込みを語った。モンツァのレースをピットウォールから見ることは明らかに理想的ではありませんでしたね。あの経験から何を得られたと感じていますか?モンツァでは、ガレージにいて、チームから僕が受けているサポートを感じたことが重要だったと思う。本当に素晴らしかったし、ドライバーはあのようなことを必要としているんだと思う。
僕たちはここではファミリーだし、それは僕にとって大きな意味があった。それ以外でも、エンジニアとピットウォールにいてデータを見ることはいつだって有益なことだ。クルマがどのように機能しているか、違いはどこにあるのか、どのように改善することができるかなど、また違った視点が得られる。それにキミからも多くのことを学ぶことができる。彼には大きな経験がある。チームメイトとして彼はチャレンジングだし、素晴らしくチームメイトでもある。彼はとても速いし、まだ僕が高められていない能力を持っているのでチャレンジングだけど、レース週末に集中するために彼がレース週末の間にとても素早く気持ちを切り替えている様子は見ることは最高のお手本でもあるので素晴らしい。実際にクルマに乗らなくても、モンツァの週末はシンガポールへの最高の準備になったと思う。ここ数レースは、あなたにとっていろいろなことが入り乱れていましたね。残りのシーズンでトップの状態を探し出すためのカギは何ですか?ホッケンハイム以降、以前と同じようなクルマとの関係をあまり得られなかった。シーズン開幕はとても快適だったし、バレンシアに着くまでのクルマの中での感覚は本当に素晴らしかった。それがタイヤなのが、セットアップや僕のドライビングスタイルによるものなのか100%の確信はない。全てを詳しく調べて、探し出す必要がある。今年のグリッドはかなり接戦なので、どんな小さなことでも上位とミッドフィールドとの差になっていまう。シンガポールでは再びクルマとの相乗効果を見つけ出したいし、残りのシーズンでもそれを維持したい。キミはドライバーズ選手権で3位に浮上しました。彼と並んでレースをしている場合、そのことはどこかの段階であなたのアプローチに影響を与えますか?残りのシーズンをただサポートの役割を演じるためにここにいるとは言いたくない。表彰台や優勝に到達するチャンスがあればそれを掴むつもりだ。もちろん、チームが最高の結果を達成することを望んでいるし、僕とキミのポイント差を見れば、自分の結果だけを考えるのは愚かなことだと思う。僕とキミ、そしてチームが素晴らしいカタチでシーズンを終えられることを願おう。シンガポールへの意気込みは?シンガポールは、夜に開催されるかなり特別なレースだ。ファンにとって素晴らしいショーになる。かなりクールな都市だ。これまであまり経験していないサーキットだ。ここでの初レースは2009年までさかのぼるし、難しい週末だった。でも、クルマに戻ってもう少しトラックを学び、残りのシーズンにむけて全てを準備するのを楽しみにしている。僕にとってはあそこに戻って最善を尽くすためのまた別のサーキット、レースだし、また別のチャンスだ。予選をうまくやって、パフォーマンス面でできるだけキミに近づき、コンストラクターズ選手権でチームのためにポイントを獲得したい。あなたはいつもストリート・サーキットでかなりうまくやっているように思います。レイアウトを見て、自分自身、そしてクルマに合ったトラックだと思いますか?そうだと思う。とてもダウンフォースの高いトラックだし、ブダペストで見たように僕たちに最も適したトラックだと思う。タイヤに関しても適しているはずだ。いつも面白いレースなので、楽しみにしている。