F1ベルギーGPで多重クラッシュを引き起こしたことで出場停止処分となったロマン・グロージャンは、モンツァのピットウォールでロータスのグランプリ週末を見守っている。今週末のF1イタリアGPでは、ロマン・グロージャンのマシンには、リザーブドライバーのジェローム・ダンブロシオが座っている。
ベルギーGPでの事故についてじっくり考えたかと質問されたロマン・グロージャンは「そうだね、考えているよ。でも、必ずしも思い出したいわけではないので、ノーと言いたい」と RMC Sport にコメント。「(それが起こった)理由を理解したかっただけだし、シンガポールでの次のレースではもっと強く挑める」ロマン・グロージャンは、トラックサイドにいることは厳しいと認めた。「モンツァに来て、レースをできないなんて楽しいわけがない」「総合的な決定だった。僕たちは良い時も悪い時もチームとして一緒にいる」「僕やチームのどちらかが求めたわけではない。(モンツァに来ることは)当然のことだと思った」「チームはい週間ずっと僕に素晴らしいサポートを提供してくれた。なので、今日手助けするためにここにいることに満足している。チームがチャンピオンシップでポイントを獲得するために、ジェロームが質問してきたら喜んで答えるよ」「キミ(ライコネン)がどのように働いているかを見るのも興味深い」「ピットウォールで2つのセッションを過ごしてみて、シンガポールで試してみたい多くの興味深いことに気がついた」ほぼ20年ぶりに出場停止処分を下されたロマン・グロージャンは、ペナルティが不当だと考えているかについてのコメントは避けた。「厳しいけど、受け入れているし、そこから成長したいと思っている」「いくつかの事を見直し、週末をちょっと再設計して、より良いスタートに準備できるように異なることに集中している」「全てを捨てて、ゼロからスタートするというのは間違いだと思う」