ロマン・グロージャンが、2012年の開幕戦F1オーストラリアGPにむけての意気込みを語った。初めてのF1でのフルシーズンを迎えようとしていますがどのような気分ですか?オーストラリアを楽しみにしているし、チームをとても快適に感じている。テストを通して素晴らしかったし、僕たち全員が一緒にうまく働いている。
期待していたよりもプレシーズンテストは3分の1少なくなってしまったけど、もちろんそれは当初の計画にはなかったことだ! 1回目のバルセロナテストでの小さな問題は良い経験と捉えていいと思う。全員が次の週のバルセロナに戻るために2倍頑張って作業したし、シーズンにむけて僕たちが強いことを示すことができたと思う。アルバート・パークに行ったことはありますか?チームのサードドライバーを務めていた2009年に1度だけオーストラリアに行ったことがある。素晴らしい国だ。メルボルンは大好きだよ。トラックが僕に合っていることを願っている。素晴らしそうなのは確かだ。とても特別な雰囲気だ。走ったことはないけど好きなグランプリのひとつだったし、運転するとどんな感じか想像もできないよ。あなたのテストは全てドライで行われましたが、メルボルンは気まぐれな天候で有名です。最後にウェットでF1カーを走らせたのはいつですか?2009年のブラジルのフリー走行3回目だ。大昔のように感じるよ! トラックがより滑りやすくても準備はできているし、それを最大限に生かしたいと思っている。ウェットでのレースは好きだし、僕にとってはちょっとしたアドバンテージになるかもしれない。エンストンのシミュレーターはまだ稼働していません。以前に走ったことのないアルバート・パークにどのように備えていますか?オンボードカメラの車載ビデオをたくさん見ているよ! エンジニアと昨シーズンのトラックのデータを見ることに多くの時間を費やしてきた。サーキットを学ぶために1回目のフリープラクティスセッションで出来る限り多くの走行をするつもりだし、走行距離を重ねてトラックの知識を構築していきたい。シミュレーターへのアクセスがもうすぐライブになるのを楽しみにしている。常設ではないという特性とおそらく路面が進化していくという要因を考慮して、アルバート・パークをどう考えますか?トラックはそういうものだ。改善するけど、それは助けになるだけだ。マシンの中では特にそれをあまり感じないものだし、ただラップタイムが良くなっていくのがわかる。グリップレベルは改善してラップタイムは良くなってくるし、すぐにもっと良いラップタイムに慣れていくものさ! 前年までのオンボードカメラを見た感じではトラックは良さそうだし、楽しそうだ。E20に合っていることを期待している。一年の目標は?目標はマシンに乗るたびにベストを尽くすことだ。マシンと自分自身からベストを引き出すことだね。可能な限りミスを少なくしたい。あらゆるチャンスでポイントを獲りたい。特定のポジションの目標は設定していないし、ベストを尽くして出来る限り自分の仕事をしたいし、チームのためにたくさんのポイントをもたらしたい。レースを始めるための特別なルーチンはありますか?特定のルーチンはあったけど、今は守っている手順のようなものはない。もっと慣れていることをしているという感じだ。たいてい右側からマシンに乗るけど、逆側からはマシンに乗らないと言っているわけではない。リラックスして、気持ちを正して、『よし行くぞ、レースをするぞ!』と自分に言い聞かせる。グランプリをスタートするのは素晴らしい経験だ。始めるのが待ち切れないよ。フォーメーションラップ後にグリッドに並ぶときはどのような気持ちになるものですか?本当に落ち着いていなければならない。ベストなときは本当に落ち着いているけど、とても集中している。信号が変ってすぐに走りだす準備をしている必要がある。正確にやるのはタフなことだ。高い集中力と高い焦点のバランスだ。F1復帰への反応はいかがでしたか?フランスでの反応の大きさには驚いたけど、嬉しく思っている。シーズンにむけてマシンは良さそうだし、それがより注目を集めている。僕たち全員がとても興奮している。メディアの注目の高さには驚きましたか?ある意味でイエスだけど、F1にいなくて注目がないよりも、このような立場にいる方がいいね! 人々が注意を払ってくれるのはいことだし、良いサインだ。これが続くことを願っているよ。
全文を読む