ティモ・グロックは、2013年にパット・シモンズがレースに帯同できるようになれば、マルシャの助けになるのは間違いないと述べた。パット・シモンズは、2008年のF1シンガポールGPで起きた“クラッシュゲート”騒動によってF1活動を禁じられていたが、コンサルタントとしての活動は認められ、2011年初旬にマルシャ(当時ヴァージン)でコンサルタントに就任。そして、2013年からは再びレースへの出席が可能になる。
ベネトンとルノーでチャンピオンシップ制覇を成し遂げたこともあるパット・シモンズは、今季の最終戦でケータハムに敗れてコンストラクターズ選手権11位に終わったマルシャに貴重な洞察力をもたらしている。2013年もマルシャでF1を戦うティモ・グロックは、マルシャにあらゆるエリアで今以上のパフォーマンスが必要だが、パット・シモンズがグランプリに来れば、大きな助けになると確信している。「トラック上でも改善しなければならないのはわかっている。もっとうまくやらなければならないことはたくさんある」「エンジニアリングに関してはすべての部分で改善しなければならない。今が駄目というわけはないが、前に進むためには改善が必要だ」「レースにパットがいれば間違いなく助けになる。彼はとても経験豊富だし、一歩下がって客観的に物事を見られることができる。それにチャンピオンシップを制したこともある。とにかく彼に来てもらって、一緒に改善していきたい。彼ができる限り多く(のレースに)いてくれることを願っている」関連:・パット・シモンズ、ヴァージンのコンサルタントに就任 - 2011年2月12日