ジョージ・ラッセルは、メルセデスの2022年F1マシン『W13』でシート合わせを完了させた。メルセデスF1の育成ドライバーであるジョージ・ラッセルにとって、2018年からテストを実施しており、メルセデスF1のマシンでシート合わせをするのは初めてではない。
2020年のF1サヒールGPでは、新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役として1戦だけメルセデスF1から出場している。しかし、土壇場の決断によって準備の時間がなく、ルイス・ハミルトンのために作られたコックピットに合わせるためにサイズの小さいシューズを履いて臨んだ。ウィリアムズF1での3シーズンを経て、今年、晴れてメルセデスF1のレギュラードライバーの座を勝ち取ったジョージ・ラッセル。メルセデスF1の2022年F1マシン『W13』はラッセルの体型に合わせて作られており、2020年のように窮屈なコックピットを経験することはない。今月、正ドライバーとしてブラックリのファクトリー、ブリックスワースのエンジン部門で自分のために開発されている新車を見学したジョージ・ラッセル。初訪問となったブリックスワースとなるメルセデスF1のスタッフを前にマイクを渡されたジョージ・ラッセルは「こんにちは。まずは温かい歓迎をしてくれた皆さんに感謝している」と語った。「ここブリックスワースに来たのは初めてだ。この素晴らしいマシンを作成するために何が行われるのかを理解していないことがよくあるので、舞台裏で何が起こっているのかを見るのは非常に特別だ」「トラックに到着すると、最終プロダクトを目にすることができるけど、それを作成するためのすべてのハードワークを目にすることができるとは限らない。だから、これは僕にとって目を見張るものだった」メルセデスF1は、2022年F1マシン『W13』を2月18日(金)に発表する。