FOTAは、BMWザウバーF1チームの将来を守るために出来る限りの手助けをするとしている。FOTAは昨年12月にホンダがF1撤退した際、グリッドにブラウンGPを維持させるために動きをみせた。FOTAの広報担当であるシモーン・ペリロは、BMWザウバーF1チームをサポートすることを確認するため、水曜日に緊急会議を開いたことを明らかにした。
「FOTAチームは即時に協議を行った。BMWザウバーF1チームがF1との関係を続けるために必要なあらゆるサポートを保証する準備ができている」FOTAは、F1の改善点に関して詳細な評価を始める予定としている。そして、ひとつの選択肢として、グリッド数を維持するために1チームが3台のマシンを走らせることも検討するという。「FOTA内ですでに専門的作業が始まっていることを指摘したい。これは、ファンの関与を高め、F1のショーを改善することを目的としている」「これらイニシアチブのうち興味深いものは、グリッドに3台マシンを並べるという案だろう。FOTAは、アイデアを交換して将来のF1に対する提案を決定するため、最も関係の深い利害関係者の意見を求める予定である」「FOTA加盟チームは、将来に関するこれら基本的優先事項に集中するために、F1内で必要とされている確実性と安定性が保証されることを願っている」関連:BMW、F1撤退を発表