ニール・ジャニは、フォーミュラEで1つの週末を終えただけでドラゴン・レーシングを離脱した。ポルシェのワークスドライバーであるニール・ジャニは、ポルシェのLMP1撤退に伴い、2017/18シーズンのフォーミュラEにむけて独立系チームのドラゴン・レーシングに加入した。ドラゴン・レーシングは、オフシーズンにファラデー・フューチャー(Faraday Future)とのパートナーシップを解消。
ニール・ジャニとの契約後、ベンチュリー/HWAやアンドレッティ/BMWと類似した提携によりポルシェのエンジニアを配属する可能性について交渉していたが、香港の開幕戦前に頓挫し、実現には至らなかった。ダブルヘッダーで開催された香港大会では、ニール・ジャニは両方のレースを18位でフィニッシュ。チームメイトのジェローム・ダンブロシオも入賞は果たせず、ドラゴン・レーシングは開幕週で唯一ポイントを獲得できないチームとなった。ニール・ジャニは「予期せぬ状況の変化により、ドラゴン・レーシングと僕はアライアンスを終わらせることがチーム、そして僕自身の将来のためにベストな利益だと判断した」と Autosport にコメント。「フォーミュラEを経験する機会を与えてくれたドラゴン・レーシングに感謝したい。今シーズンの彼らの活躍を祈っている」フォーミュラEを離れたことで、ニール・ジャニは2018年はリベリオンとのLMP1プログラムに集中することになる。ドラゴン・レーシングはまだニール・ジャニの離脱についてコメントしておらず、来週末のマラケシュ以降に誰がドライバーを務めるかは明らかになっていない。以前にドラゴン・レーシングは、ロイック・ドゥバル、マイク・コンウェイ、オリオール・セルビアを起用しとり、そのなかではマイク・コンウェイが最有力候補に挙げられている。
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