インドの自動車メーカーであるマヒンドラは、同じマヒンドラグループのテック・マヒンドラとともにイタリアのピニンファリーナを買収したことを発表した。イタリアの有名カロッツェリアであるピニンファリーナは、85年の歴史のなかでフェラーリ F40、プジョー 205、アルファ ロメオ 8Cといったアイコニックな自動車をデザインしてきた。
今回の合意では、ピニンファリーナの株式の76.06%をマヒンドラ&マヒンドラとテック・マヒンドラが取得。なお両社に買収後も、ピニンファリーナの独立性は保たれる。マヒンドラグループのアナンド・マヒンドラ会長は、「ピニンファリーナの伝説的なハイエンドデザインが、マヒンドラグループ全体のデザイン能力を大きく引き上げるだろう」と述べた。関連:フェラーリ、世界6台限定モデル「セルジオ」を発表 - 2014年12月8日