フォードは、2026年のF1復帰に向けてレッドブルとのパートナーシップを強化し続けている。アメリカの自動車大手であるフォードは2月、F1世界選手権のチャンピオンチームであるレッドブルとともにF1の次世代エンジンルールに対応したパワーユニットの開発に参加すると発表した。
最も単純な形では商業取引だが、エンジニアリングやテクノロジーに関しては、その関係は交換や協力にまで広がる。そのため、フォードはデトロイトにあるチームを黙々と補強し、レッドブルのミルトン・キーンズ・キャンパスにスタッフを配置する予定だ。「パワートレインにおけるレッドブルとのパートナーシップは素晴らしいものだ」と、フォードのモータースポーツ担当グローバル・ディレクターであるマーク・ラッシュブルックはSpeedcafeの質問に答えた。「我々は、どこに技術移転を行うか、そして、そのプログラムに貢献する機会についていくつかの初期のアイデアを持っていたが、それはすでに良いリストだったと思う「必ずしも毎日というわけではないが、話し合いや訪問を重ねるたびに、我々はより多くのチャンスのある分野を発見している」「したがって、我々はそれに本当に満足している。とても順調に進んでいる」「2026年というのは、多くの人にとっては遠い先のことのように思えるかもしれないが、このプログラムにとってはそれほど遠い話ではない。依然としてやるべきことがたくさんあることは明らかだ」「しかし、彼らは素晴らしいパートナーだ」「彼らとの最初の話し合いから契約締結、そして今日に至るまで、我々はとても気に入っている」「全力を尽くす。彼らは勝ちたいし、我々も勝ちたい。そのためにあらゆるリソースが準備されていまる」2026年の新レギュレーションの下でF1への参入を誘惑されているのはフォードだけではなく、アウディもフルワークス体制で参戦する予定だ。このドイツのブランドは、現在アルファ ロメオの名で競争しているザウバーの所有権を徐々に増やしている。レッドブルの既存のエンジンパートナーであるホンダも、供給をアストンマーティンに切り替えることになるが、F1に本格的に復帰する。