フォース・インディアは、今週末のF1ベルギーGPから新しいチーム名『レーシングポイント・フォースインディア(Racing Point Force India)』として再出発することが決定した。財政難におり、破算管財人の管理下に入っていたフォース・インディアは、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムがチームを買収。しかし、前オーナーであるビジェイ・マリヤとサブラタ・ロイに関連する法的問題によってチームのエントリーの買収が完了せず、今週末のF1ベルギーGPへの参戦が危ぶまれていた。
しかし、FIA(国際自動車連盟)は『レーシングポイント・フォース・インディア』として参戦することを承認。これにより、新チームとして参戦することになり、フォース・インディアが今シーズンの12戦で獲得した59ポイントは無効となり、0ポンントから再出発することになった。「FIAの司法および懲戒規則の第4条に基づく懲戒捜査と起訴後、サハラ・フォースインディアF1チームは、競技規則の第8.2条に従うことができず、即時、2018 FIA F1世界選手権からの除外を受け入れ、第6.2条に基づいてコンストラクターズ選手権ポイントを失う」とFIAは声明で述べた。レーシングポイント・フォースインディアは、以前に最高執行責任者(COO)を務めたオトマー・サフナウアーがチームプリンシパルおよびCOOを務めることが発表された。「新生レーシングポイント・フォースインディアは、今週末のベルギーで選手権する際にレースができることを嬉しく思う」とオトマー・サフナウアーはコメント。「これは我々にとって新しくエキサイティングな章を幕開けである。ほんの数週間前、将来は不確実で、400人以上の雇用が危険にさらされていた。これから新しいチームは、チームとしての我々の専門知識とコース上で成功する可能性を信じてくれたローレンス・ストロールが率いる投資家のコンソーシアムの支援を受ける」「我々は、このような歓迎される結果を達成することを支援し、最終的にスポーツとその多くのファンのために信頼してくれたFIA、共同管財人、そして、F1マネジメントのサポートに感謝している」F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは、チームが救済されたというニュースを“非常に喜ばしく思う”と述べた。「関係するステークホルダーと協力して、シルバーストンを拠点として働く数百人の人々の生活を守れたことを非常に喜ばしく思っている。F1には競争力のある有能なチームがグリッドを埋めることが非常に重要であり、我々はレーシングポイント・フォース・インディアが今後ますます強さを増していくとか確信している」FIAのジャン・トッド会長もレーシングポイント・フォース・インディア誕生のニュースを歓迎していると述べた。「力強く、ポイティブな成果が達成されたことを非常に嬉しく思うとともに、レーシングポイント・フォースインディアのシーズン途中のエントリーを歓迎する」とジャン・トッドはコメント。「F1で財政的に安定した環境を作り出すことは、スポーツが直面する重要な課題のひとつであるが、FIA、共同管財人、レーシングポイント、F1マネジメントのハードワークのおかげで、現在、我々は非常に優秀な従業員全員の将来を守ることができる状況にあり、シーズン後半にむけて公平で規制された選手権大会を開催していくことができる」サハラ・フォースインディアF1チームの名前でエントリーしていたチームのマシンはすでに車検に合格している。しかし、チームのモーターホーム、トラック、ピットウォールからブランディングは削除されている。FIAは、今週末のF1ベルギーGPのエントリーリストで、レーシングポイント・フォースインディアのドライバーとしてセルジオ・ペレスとエステバン・オコンを記載している。今回、2018年のF1世界選手権ではフォースインディアの名前が残ることになったが、来季からは『レーシングポイント』として参戦することが予想される。
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