フォース・インディアの副チーム代表を務めていたボブ・ファーンリーが、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムによるチームの買収に伴いチームを離れたことが明らかになった。ボブ・ファーンリーは、ジョーダン、ミッドランド、スパイカー、チームが新しいオーナーシップの元でリブランドされていくなかでチームに在籍し、2008年にフォース・インディアとなって以来、副チーム代表の役割を務めてきた。
チーム代表のビジェイ・マリヤが法的問題で英国を離れることができずにグランプリに帯同できなかったため、過去2年間、ボブ・ファーンリーは実質的なチーム代表としてFIAやF1組織に関連する案件にも対応してきた。ボブ・ファーンリーは、先週、ランス・ストロールからチームの新たな組織の一員として残ることはないことを伝えられたと報じられている。チームの買収プロセスに携わった最高執行責任者(COO)を務めるオトマー・サフナウアーは、新体制でチームプリンシパルを務めることが明らかになっている。フォース・インディアは、チームの買収プロセスに法的問題があったことが指摘されており、今週末のF1ベルギーGPに参戦できるかどうかはまだ不明な状況となっている。