フォース・インディアは、今週末のF1イギリスGPに今シーズン最大のアップデートを持ち込むとしている。フォース・インディアは5月のF1スペインGPでシーズン最初のアップグレードを導入し、セルジオ・ペレスとエステバン・オコンが4位と5位でフィニッシュした。ここまでの9戦でフォース・インディアは89ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権でウィリアムズに49ポイント差をうけて4位に位置している。
チーム代表のビジェイ・マリアが今季初めて姿を見せる予定となっている今週末のF1イギリスGPで、フォース・インディアはVJM10に大幅な改善を計画している。テクニカルディレクターを務めるアンドリュー・グリーンは「我々は新しいフロントウイングを含め、シルバーストンに一連のものを持ち込む」とコメント。「他のものもあるが、主にフロントエンドだ。我々がここまでやってきた最大のアップデートだ」アンドリュー・グリーンは、シルバーストンのパッケージは、バルセロナに持ち込んだものよりも大きなものになると付け加えた。「そこから増加している。そのあとシンガポールでもまた大きなアップグレードを入れる。それは今、風洞に入っている。今後、フルサイズのものが入れられる」アンドリュー・グリーンは、フォース・インディアが新世代のF1マシンで“毎週”パフォーマンスのステップを見い出しているが、そろそろ2018年F1マシンの開発リソースの振り分けについて考え始めなければならないと認める。「来年のクルマのリソース配分をしなければならなくなるとチャレンジンになっていくだろう。今年と来年の2つのクルマが並べられる。コンセプト的には今年のクルマから学んだ全てが来年のマシンにそのまま移行される」「その点で我々はトラックにパーツを持ち込む続けていくだろう。それは頻繁ではなくなっていくし複雑なパーツでもなくなっていくが、我々はパーツを持ち込んでいく」「多くの決定が我々の肩にのしかかっているし、それくらい5位を引き離せるかを見て、来年にもっと集中できるかを見ていく」