フォース・インディアのオーナー兼チーム代表であるビジェイ・マリヤは、2017年もニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスがチームに残留すると認めた。セルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグは、2014年からフォース・インディアでコンビを組んでおり、チームの復調を支えてきた。昨年はチームにとってこ最高位となるコンストラクターズ選手権5位でシーズンを終えている。
セルジオ・ペレスは、今季にモナコとバクーで表彰台フィニッシュを果たしており、これまでに合計4回の表彰台をチームに届けてきた。印象的なパフォーマンスによってフェラーリ移籍が噂されたセルジオ・ペレスだが、F1イギリスGP開幕前の8日(金)、キミ・ライコネンがもう1年フェラーリに残留する発表された。このニュースから数時間後、今度はビジェイ・マリヤが2017年のラインナップ継続を明らかにした。「我々はニコとチェコに非常に満足している」とビジェイ・マリヤはコメント。「二人とも2017年の契約を結んでいる。実はそれ以降については考えていない」「通常よりもだいぶ早い。我々はたいてい冬休みまでドライバー発表は待つからね。今回、我々は前もって二人と2017年の契約を結んだ。もちろん、フェラーリの発表は過去数週間にわたって起こっていた多くの推測を収めてくれた」しかし、2017年の契約について質問されたセルジオ・ペレスは、夏休み後までオプションをオープンにしていると述べている。「まずは様子を見てみよう」とセルジオ・ペレスはコメント。「夏休みに少し休みを取って考えたい。今は、少しもエネルギーを無駄にしたくないほど激しいし、全てをチームに捧げたい。今後4週間の3戦はカレンダーで非常に重要な部分だからね」「3戦で多くのポイントを獲得することが僕のメインの目標だ。そのあと、じっくり検討して、僕の将来にとって何がベストかを見ていきたい」ビジェイ・マリヤが誤ってニュースを伝えたのかと質問されたセルジオ・ペレスは「そうは言っていない」とコメント。「僕はただ将来のために何をするのか決定をするつもりだと言っているだけだ。ビジェイが言ってることが間違っていると言っているわけではない」「でも、まだ将来についていかなる決定もしていない」関連:フェラーリ、キミ・ライコネンとの2017年の契約を発表