フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、ポール・ディ・レスタを放出するという決断について、彼が“間違ったこと”をしていたわけではないと述べた。ポール・ディ・レスタは、1年リザーブドライバーを務めた後、2011年〜2013年までフォース・インディアでF1を戦い、58戦で121ポイントを獲得。最高位は4位だった。
だが、フォース・インディアは、2014年にニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスを起用することを発表。2013年のドライバーであるポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルはシートを失うことになった。「ポールに何か悪いところがあったわけではない」とビジェイ・マリヤはコメント。「私は彼が好きだし、彼は素晴らしい友人だ。彼が残ることができれば良かったが、全てのチームが進んでいく必要がある」「我々は、ポールに良い任務を与えた。1年だけではない。我々は彼に機会を与え、彼は我々のために多くのことをしてくれた」「英国のファンが失望していたら謝罪したい。だが、そのような考慮点は実際にはメリットにはならないし、最終決定には影響しない」「我々、全てのチームメンバーが、新車、新しいチャレンジ、おそらくドライバーラインナップが適切だろうと感じた」現在、ザウバー、ケータハム、マルシャに空席があるが、ポール・ディ・レスタがF1に残留する望みは低そうであり、メルセデスでDTMに復帰することが選択肢だと見られている。ビジェイ・マリヤは、ポール・ディ・レスタが、F1に留まれることを願っていると述べた。「彼は素晴らしい男だし、優れたドライバーだ。その点に関して、彼とエイドリアンに異存はない。彼らは親友のままだ」「肝心な点は、私は彼がF1に留まることを願っているということだ。私はDTMからF1に彼を連れてきて、機会を与えたことを忘れないでほしい」「彼が留まれることを願っている。今後、また別の機会があるかもしれない」エイドリアン・スーティルは、ザウバーの有力候補とされているが、まだF1に留まることは確定してない。関連:フォース・インディア、セルジオ・ペレスの起用を発表
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