ジャンカルロ・フィジケラは、F1ベルギーGPでのポールポジションを「信じられない」と表現した。フィジケラにとって2006年のマレーシアGP以来となる3年ぶり4度目のポールポジション。フォース・インディアにとっては、チーム初のポールポジションである。また、フィジケラがQ3に進出したのも今季初。「信じられないし、特に昨日のあとなので、ポールポジションは期待していないかった」とフィジケラは語る。
「アンダーステアが多かったし、ダウンフォースレベルを計測していたので、かなり驚きだった。今朝は問題があったけど、マシンはずっと良くなったし、予選では予想以上に良かった」「Q1で最速だったし、Q2では4位だった。そしてポールポジション。ファンタスティックだし、とても満足している。こんな結果は期待していなかったので、本当にハッピーだし、明日を楽しみにしている」「ここはお気に入りのサーキットのひとつだし、過去にうまくやっている。今年競争力があると確信していたけど、ポールは予想していなかったよ」「僕自身にとっても、チーム、エンジニア、みんなのためにもとても嬉しい。彼らは素晴らしい仕事をしてくれたし、特に前回のレースから素晴らしい進歩を遂げた。予算を考えると、期待していなかったことだ」「トップ10は確実だという自信はあったし、トップ10も可能かもと思っていた。でも、ポールポジションは予想していなかった。Q1では速かったし、Q2では4番目に速かった。だから、僕たちはポールを獲れたし、僕がポールにいるんだ」フィジケラは、チームがアグレッシブな燃料戦略をとったことを認める。しかし、フィジケラは、予選Q2で4番手タイムだったことで、彼のマシンがレースペースでも強力だと考えている。「実際、僕たちは少しアグレッシブだったと思う。トップ3のためにそうすることが重要だと分かっていたけど、僕がQ2で4番手だったことを忘れてはいけない。僕たちはそんなに遅くないよ」関連:F1ベルギーGP 予選:フィジケラがポールポジション!