FIAは、次戦F1イタリアGPで新たなフロア柔軟性テストを実施するという。レッドブルのフロントウイングのたわみが問題になったことで、F1ベルギーGPではフロントウイングでより厳しい柔軟性テストが実施されることになった。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、新たなテスト方法のためにマシンを変更する必要はないとしていたが、FIAは他の部分のたわみにも注目しているという。
レッドブル RB6のフロントウイングが地面に近づくのは、フロアがフレキシブルであるためだとみられている。報道によると、来月のF1イタリアGPからフロア柔軟性テストを変更し、マシン下部に認められる切り欠きの数が規定されるようだ。クリスチャン・ホーナーは「他チームとくらべて影響が大きいか小さいかを言うことはできない」とコメント。ドイツの Auto Motor und Sport は、既存のフロアテストは、フロアの前部に200kgの荷重をかけて、たわみが5mm未満なら合格であると説明している。F1イタリアGPでは、マシンのフロアの数箇所にさらなる荷重をかけることになるとしている。関連:・レッドブル、フロントウイング論争に新たな見解 - 2010年8月5日・FIA、ウイングの柔軟性テスト強化 - 2010年8月3日
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