FIAは、2017年F1レギュレーションを承認。ウェットコンディションでセーフティカー先導後、スタンディングスタートを採用することになった。世界モータースポーツ評議会は28日、2017年 F1レギュレーションの変更を承認した。今年のF1イギリスGPでは、序盤のセーフティカーラップが5周におよび、一部ドライバーはもっと早くセーフティカーが戻るべきだったと批判していた。
7月のF1ストラテジーグループで会議では、ウェット時のスタンディングスタート採用に関して合意がなされていた。現在、ウェットのためセーフティカー先導でのスタートとなった場合、セーフティカーが戻った後、各車はそのまま走り続けてスタートを切っているが、2017年はセーフティカー先導の下で走行した場合、一旦グリッドにつき、通常どおりのスタートを切ることとなった。FIAは「ウェットウェザーでのスタートの手順が承認された。2017年からウェットウェザーによってレーススタートにセーフティカー出動が必要とみなされた場合、トラックが安全にレースができる状態であるとの判断が下された後は、通常のスタンディングスタートが行われる。セーフティカーがピットレーンに戻った後、全車がグリッドにつき、スタートが行われる」と声明で述べた。
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