論争となっている“椅子取りゲーム”式の予選ルールの微調整に4チームが反対の意を示したようだ。2016年開幕戦オーストラリアGPで非難の的なった新予選ルール。FIAは“Q3”のみを以前のものに戻すという提案をしていたが、マクラーレンとレッドブル側がその提案を拒否したことで、今週末のF1バーレーンGPでは新予選ルールが継続されることになったと報じられていた。
インサイダーによると、特にマクラーレンが2015年のフォーマットに戻すことを希望し、FIAの“その場しのぎ”の提案を受け入れることを強く拒否したという。だが、Auto Motor und Sport によると、トロ・ロッソとウィリアムズもQ1とQ2を新ルール、Q3を旧ルールにするというFIAの提案に反対したと報道。FIAのレーシングディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは「ストラテジーグループ、F1委員会、そして世界モータースポーツ評議会は、シーズン前に新しいフォーマットを承認した。我々はまだそれを修正する準備をしているが、古いルールに戻ることがない」と認めた。元F1ドライバーのマーク・ウェバーは「そうだね、ショックを受けたよ」と Daily Mail にコメント。「僕たちはかなりうまく機能していたシステムに戻すと決定してメルボルンを離れたと思っていた」「でも、そうではなかったし、メルボルンのシナリオに逆戻りだ。それでは最大限うまくいったとしてもこれまでと同じレベルにさえも届かないだろう」
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