FIAは、2016年から義務化となるF1スーパーライセンスの新しいポイント基準を発表した。17歳のマックス・フェルスタッペンが17歳でトロ・ロッソと契約を結んだことを受け、FIAは、F1に到達する若く、経験の浅いドラバーを取り締まるための一環として、ドライバーが3年間の累積で40ポイントを獲得していなければならないというスーパーライセンスポイントを作った。
しかし、各シリーズに対するポイント配分について批判の声が挙がり、FIAはポイントを与えるシリーズを増やすとともに、ランキングを調整した。当初、FIA F2選手権に60ポイント、GP2とインディカーに50ポイント、WECのLMP1クラスとヨーロッパF3にはチャンピオンには40ポイントが与えられることになっていた。しかし、今回の変更では上記のカテゴリーのチャンピオンには同じ40ポイントが与えられることになった。また、フォーミュラEはいまだポイント資格の対象外だが、チャンピオンには特例でスーパーライセンスポイントが与えられることになった。フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンは、当初の30ポイントから35ポイントに増加されたが、やはり1年だけでは資格を得ることはできないままだ。DTM、WTCC、インディライツもリストに加えられ、チャンピオンには各々15ポイントを与えられる。また、CIK-FIA選手権カートもリストに加えられた。また、これまで、事実上、テストドライバーや開発ドライバーはF1シートを獲得できない仕組みとなっていたが、FIAはそれらのドライバーについても柔軟性を持たせた。ドライバーは、過去3年間に40ポイントを獲得していなかればならなかったが、今回の変更では、テストはしているが、F1でレースをしていないドライバーに対しては、さらに3年間の猶予期間が与えられた。2016年から、F1ドライバーは、18歳以上で、スポーティングレギュレーションのテストに合格し、スーパーライセンスの資格を得るためにジュニアカテゴリーで少なくとも2年間を戦う必要がある。F1 スーパーライセンスポイント選手権1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位FIA F24040403020108643GP2404030201086432ヨーロッパF340302010864321 WEC (LMP1)40302010864321インディカー40302010864321フォーミュラ・ルノー3.5352520151075321GP330201510753210スーパーフォーミュラ25201510753210WTCC1512107532100DTM1512107532100インディライツ1512107532100FIA F4121075321000国内F310753100000フォーミュラ・ルノー2.010753100000CIK-FIA世界選手権シニア5321000000
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