F1は、ファンがアクションから目を離さずに順位を確認できる新しいディスプレイシステムをテストする準備を整えている。ルイス・ハミルトンの父親アンソニー・ハミルトンが開発した「インフォ・ウィング」と呼ばれるこのシステムは、ドライバーの頭上にある吸気口の上に設置するLEDディスプレイにリアルタイムでレース順位を表示するというもの。
レース管制から提供される情報を使うこのシステムには、新しい形状のカメラ台座とダブルLEDディスプレイが組み込まれている。ディスプレイには、レース順位データだけでなくドライバーの名字の最初の3文字が表示される。FIAは、この「インフォ・ウィング」を、20日(木)もしくは21日(金)にヤス・マリーナ・サーキットでセーフティカーに搭載して評価する予定である。また、フォース・インディアは、アブダビGP後に実施される2日間のテストでこの「インフォ・ウィング」をマシンに搭載してさらにテストをする予定である。アンソニー・ハミルトンは「テストでは、このユニットがF1やシングルシーターで実用的かどうかを決める」とコメント。「また、LEDディスプレイがグランドスタンドから見えるかどうか、テレビ視聴者に見えるかどうかも確認する」「このシステムの背後にあるアイデアは、レース順位データや他のレース情報を視聴者に提供することだ」「レースマシンを見ているときの大きな問題のひとつは、アクションから目を離さずに、携帯デバイスやサーキットモニターの情報で誰がどこにいて、どれが誰なのかを知ることだ」「その情報を見つけた時にはマシンは通り過ぎているので、知らなくても同じであり、アクションも見逃すことになる」「うまくいかないかもしれない。明るい日光の下ではLEDを見ることができないかもしれないが、関心を持ってもらいたいコンセプトだ」「LEDの輝度をさらに上げる必要があるかもしれないが、これはレースやテストの情報を伝えて楽しめるようにするものであり、観戦に大きな影響を与える可能性がある」「できれば、これによってF1に新しいファンを呼び込み、古いファンも取り戻したい。特許申請中のMK?プロトタイプをアブダビでテストし、MK?バージョンを現在開発している」アンソニー・ハミルトンは、DTM、インディカー、NASCAR、カート、バイク向けのバージョンも開発中である。
全文を読む