FIAは、2011年のF1レギュレーションの変更に合意。可変リアウイングなどが承認された。金曜日にモナコで世界モータースポーツ評議会が開催され、FIAはF1委員会によって提案された改正を承認した。まず可変リアウイングのアイデアが採用された。可変リアウイングはオーバーテイクを助長するデバイスとして導入される。
またボディワーク規約についても強化。今シーズン、レッドブルとフェラーリのフロントウイングのたわみが違法だとして論争になっていたが、これはそれを防ぐためのもの。マシンのフロント部分の車体歪曲テストだけでなく、基準面に関する規約もより厳しくなる。その他、ドライビングとドライバー行為、ピットレーンの追い越し車線の幅が改訂。さらにレースディレクターには、安全を理由にレース中にピットレーンを閉鎖する裁量が与えられ、またドライバーは状況に応じてセーフティカーを追い抜くことが指示されるようになる。またギアボックスは、現在の4戦連続での使用から5戦連続使用へと変更なる。