フェラーリF1代表 「イモラはアップグレード投入に適切な週末ではない」

スプリント予選のフォーマットでは、F1チームは金曜日の午後に予選を行う前に60分間のプラクティスしかできず、予選後に車はパルクフェルメ状態に置かれるため、アップグレードを適切に評価する時間はほとんどない。スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、イモラでは2022年の車に影響を与えているポーパシングの問題を「軽減」することに取り組むが、重要なアップグレードが投入されるのはその後のグランプリになると語る。「明らかに午後の予選に集中する必要があるため、金曜日のプラクティスでアップデートを入れて、それらを評価するのは難しい週末になると思う」とマッティア・ビノットは語った。「自分自身を見ると、イモラにはそれほど多くはない。繰り返しになりますが、適切な場所ではないと信じているからだ」「しかし、これまでに抱えていた問題を軽減するよう努めるつもりだ。週末のパフォーマンスに影響を与えたポーパシングとバウンスについて考えている」。「したがって、我々は特定のポイントに再びそれに取り組むつもりだ。しかし、アップグレードなどについては、重要なものはシーズンの後半になると言っておこう2022年に競争力のある新世代F1マシンを投入するために昨年フェラーリが費やした多大な努力は報われ、フェラーリとシャルル・ルクレールはそれぞれのチャンピオンシップを快適にリードしている。マッティ・ビノットは競争力のあるパッケージを生産するフェラーリの能力に自信を持っていたが、それでも、2022年にすぐに競争力を発揮できたことに驚いていると語る「驚いているのは確かだ」とマッティ・ビノットは語った。「我々は一生懸命働いてきたし、2022年に多くの優先順位を置いていた。素晴らしいチームであることは分かっていた。我々は、過去のシーズンと比較して何とか自分自身を改善させることができた」「シーズン序盤に競争力のある車を手に入れたいと思っていたが、このようなシーズンの良いスタートを期待していなかったのは確かだ。それを考えるのは不公平だと思う」「しかし、我々と他の人との違いはごくわずかであると信じている。過去のレースがそれを証明したと思う、そして、今後のレースで素晴らしい戦いになるのは確かだろう」