フェラーリF1のジュニアドライバーであるロバート・シュワルツマンは、F1の公式プラクティスセッションで若いドライバーを走らせることを義務化する動きを歓迎している。F1ロシアGPの週末、マクラーレンF1のチームを務めるアンドレアス・ザイドルは、2022年に少なくとも2回のプラクティスセッションで若いドライバーの走行を義務付けるというF1のプランを“全面的に支持”していると La Gazzetta dello Sport に語った。
「すべてのチームに義務付けられるなら、競技の観点からもフェアだし、気に入っている」とアンドレアス・ザイドルは言った。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは「グランプリの経験がない」ドライバーだけが対象となるという提案を明らかにした。「非常に良いニュースだ」と現在F2でランキング3位のフェラーリ育成ドライバーであるロバート・シュワルツマンは語った。「これにより、ルーキーはF1カーで実際の経験を積むことができる」「それがチームにとっても前向きな経験になって、彼らと一緒に働く機会を増やすことで、若いドライバーにもっと興味を持ってもらえることを願っている」ロバート・シュワルツマン(22歳)は、来年、フェラーリのF1エンジンを搭載するカスタマーであるアルファロメオもしくはハースのF1シートを獲得することを望んでいたが、もはやそれほど自信は持っていない。「僕の仕事と目標はF2でチャンピオンシップを終えるなので、それについて話すのはまだ時期尚早だ。その後、次にどこに行くかを考える」とロバート・シュワルツマンは語った。ロバート・シュワルツマンは、重要なのはフェラーリF1が引き続き支援的であるということだ。「彼らは僕を信じてくれている」とロバート・シュワルツマンはロシアの専門誌 Sport-Express に語った。「彼らはが僕をF1チームと一緒に仕事をさせてくれて、何度かテストをして、僕をグリッドに並べるために最善を尽くしてくれていることにとても感謝している」「彼らは僕がF1ドライバーになるだけでなく、F1でフェラーリドライバーになる手助けをしてくれている。彼らの目標は僕を彼らのチームに連れて行くことであり、僕はそれを実現するために全力を尽くしていく」
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