フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、今週末のF1ハンガリーGPでもSF90に空力アップデートを投入することを確認した。フェラーリは、メルセデスのギャップを縮めるためにF1スペインGP以降のほぼすべてのレースで空力アップデートを投入していた。フェラーリのF1パワーユニットはメルセデスと同等かどれ以上とも言われているが、今年のフェラーリの弱点はコーナーにある。
現時点では、メルセデスの差を縮めるどころか、レッドブル・ホンダに迫られているが、F1ドイツGPではドライコンディションではフェラーリが最速のマシンであることを示唆していた。マッティア・ビノットは、過去数カ月でフェラーリはパフォーマンスを見い出していると自信をみせる。F1ハンガリーGPに向けてマッティア・ビノットは「今回のレースは、我々のマシンが様々なタイプのトラックで改善を果たしていることを確認することが重要になる」 「空力アップデートだけでなく最近導入した様々な要素を頼りにすることができる」だが、F1ドイツGPの予選では2台のフェラーリに信頼性トラブルが発生していた。「もちろん、我々は最近の信頼性問題を再び発生しないように解決することに集中している」「通常、ブダペストは冷却が重要な要素となり、マシンは最大のダウンフォース構成で走行する場所だ。コーナーの種類により、タイヤには多くのストレスがかかる。それが予選での1周ではそれがさらに適用される」
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