フェラーリは、F1イタリアGP決勝レースで、キミ・ライコネンが3位、ジャンカルロ・フィジケラは9位だった。3番グリッドからスタートしたキミ・ライコネンは、スタートで2位に浮上。2ストップのライコネンは、最終スティントを4番手で進めるが、最終ラップでルイス・ハミルトンがクラッシュしたことにより、3位表彰台を獲得した。これでライコネンは4戦連続での表彰台獲得となった。
14番グリッドからスタートしたジャンカルロ・フィジケラは、着実に順位をあげ、フェラーリでの初レースを9位完走で終えた。キミ・ライコネン (3位)「たとえ今回は大きな運が必要だったとしても、再び表彰台にたどり着けたことには満足している。チャンピオンシップにとって、僕たちにとって、そして、ここモンツァの僕たちのファンにとって素晴らしい結果だ。良いスタートができたし、ほぼハミルトンを追い抜けそうだったけど、それができなかったとしても、最終的に結果は同じだったね。優勝を争えなかったことには落ち込んでいるけど、僕たちのスピードは十分ではなかった。全般的に見て、僕たちが選んだ戦略は、僕たちにとってはベストだった。スーティルとのバトルはあまり窮地ではなかった。ミスを避けて、マシンの最大限を引き出してドライブすればいいだけだとわかっていた。タイヤ? ソフト側の方が僕たちに合っていたね。特に最初のスティントではハード側で少し苦労していた。今後のレースも全力を尽くすよ。いくつかは優勝のために戦えるかもしれない」ジャンカルロ・フィジケラ (9位)「フェラーリでの初めてのレース週末には満足しているよ。スタートではいくつか順位を上げられた。そのあとベッテルとやっかいな瞬間があった。彼はアスカリの進入で僕のドアを閉めたし、それが非常に決定的だったと言いたい。レースの最初の部分では、ソフトタイヤで快適に感じていたけど、ピットストップ後のハード側のタイヤでは少し苦労した。ポイントフィニッシュできなかったことだけが残念だけど、今日の午後はベストを尽くした。FP3でコースオフして動揺したし、予選のために可能な限りの準備をすることができなくなった。もう少し前でスタートできれば、トップ8でフィニッシュできたかもしれない。まさに明日の朝から、僕の大好きなシンガポールのレースのために準備に完全に集中するつもりだ。」F1イタリアGP結果:F1イタリアGP:バリチェロが今季2勝目、ブラウンGPが1-2!
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