元ベネトンとルノーのF1チーム代表を務めたフラビオ・ブリアトーレは、マウリツィオ・アリバベーネを更迭し、マッティア・ビノットをチームプリンシパルに就任させたフェラーリの決断は正しいと考えている。フェラーリは1月7日(月)に人事を発表。2014年からスクーデリア・フェラーリを率いてきたマウリツィオ・マリバベーネに代えて、テクニカルディレクターを務めていたマッティア・ビノットが新チーム代表を務めることを発表した。
報道によると、フェラーリの会長を務めるジョン・エルカンがこの動きを支持していたという。「フェラーリはチャンピオンシップを勝ち取るために必要なものを持っていたが、それを成し遂げることができなかった」とフラビオ・ブリアトーレは Adnkronos.com にコメント。「勝てないときは状況を変えなければならない。マラネロでスクーデリアを管理する人々がそう考えていたのは想像できることだ」フラビオ・ブリアトーレは、フェラーリがメルセデスへの挑戦を継続できなかったのはチーム自身に問題があったと考えている。そのため、マネジメント体制の変更は有益だが、マッティア・ビノットがチームプリンシパルとテクニカルディレクターの2つの役割を兼任することはないと考えている。「ビノットはテクニカルディレクターとして素晴らしい仕事をしてきた。昨年、フェラーリは非常に優れたクルマを持っていたし、ドライバーのマネジメントのやり方が違っていれば、チャンピオンシップを持ち帰ることができていただろう」とフラビオ・ブリアトーレはコメント。「チームプリンシパルとして彼がどのような仕事をしていくか見ていきたい。チームプリンシパルとテクニカルディレクターを兼任することはないのは確かだろう」フェラーリは、まだテクニカルディレクターに関する人事は発表していない。関連:フェラーリ、F1チーム代表の交代を正式発表 マッティア・ビノットが就任
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