フェラーリは、現レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドと6月30日までの独占交渉権を獲得しているようだ。今シーズン末でレッドブルとの契約が期限を迎えるダニエル・リカルドの来季の去就は、先のF1中国GPで優勝を成し遂げたことでさらに大きな注目を集めている。
中国ではダニエル・リカルドがフェラーリと事前合意に達したと報じられていたが、最近、ダニエル・リカルドは、2019年に潜在的な空席ができる可能性のあるフェラーリとメルセデスとのどちらとも交渉はしていないと語っている。しかし、F1ジャーナリストのマーク・ヒューズが、その背景にある事情を Motorsport Magazine で語っている。「契約オプションには多くの異なる形態があるが、今回のケースは両者に期限(6月30日と見られている)が定められていると言われている。その期間まで、どちらも正式に他と交渉することはできない」「その期間、ドライバーは事実上マーケットから外れることになり、彼の2018年以降の活動についての交渉は契約上チーム(今回のケースではフェラーリ)によって“所有”されることになる。それによって彼には手数料が支払われる。今後、彼とフェラーリは将来の契約について交渉することができる。これはF1では従来的な慣例だ」ダニエル・リカルドがキミ・ライコネンに代わってフェラーリに加入した場合、2014年までレッドブルでチームを組んでいたセバスチャン・ベッテルと再会することになる。
全文を読む