フェラーリは、F1アブダビGPの決勝で、セバスチャン・ベッテルが3位表彰台、キミ・ライコネンが6位でレースを終えた。2016年、フェラーリは、セバスチャン・ベッテルが212ポイントを獲得して4位、キミ・ライコネンが186ポイントを獲得して6位。合計398ポイントでコンストラクターズ選手権3位でシーズンを終えた。
2017年、フェラーリは、今シーズンと同じセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのラインナップでシーズンを戦う。セバスチャン・ベッテル (3位)「今日は僕たちにとって重要なレースだったと思う。最後の数周はスピードもあったし、あと2つポジションを上げたかったね。でも、前にいたクルマもトウが効いていたので、仕掛けるのは難しかった。それでも、チームとして今回の表彰台はふさわしい結果だと思うし、僕たち全員にいくらかの勢いをつけてくれるといいね。多くのアップダウンがあるタフなシーズンだったので、今回の結果には本当に満足している。2016年の全体的なパフォーマンスについては話を作ったり何かをでっち上げたりする必要はない。僕たちはもっと期待していた。前半戦はもっとポイントを取れたはずだけど、僕たちは本当に力強く巻き返せたと思っている。ここ数回のグランプリではレースペースはとても良かったし、常にレッドブルに十分に匹敵できていたし、もしかすると少し速かったかもしれない。でも、土曜日はそうではなかったし、そによって日曜日がより難しくなった。全体的にはチームが持っているスタミナを示せたと思う。このスピリットは不屈だし、フェラーリには復活がふさわしいと思うので、僕たちは必死に頑張っていく。多くのことを学んだし、多くの進歩を遂げた。今日はニコの日だ。本当によくやったと思う。チャンピオンシップは運で勝てるものではない。それが彼に対する尊敬だ。彼は相応しいチャンピオンだ」キミ・ライコネン (6位)「僕にとっては楽なレースではなかった。クルマは悪くなかったけど、僕はタイヤを持たせるのに苦労した。ずっとフロントを生かしておくことにトライしていた。スタート後は良いポジションにいたけど、1セット目のソフトで苦しんだ。スティントの終わりには戻ってきて改善したけど、ポジションを失い続けた。セブが近づいてきた時は、彼が違う戦略なのを知っていたから先に行かせた。本当にトリッキーな一年だったし、チームの望んでいたものとはほど遠かったけど、最近はうまくいっていたし、僕たちは正しいことをやっている。今後もこのやり方を続けて、来年の新しいマシンでは自分たちが望んでる位置にいたい」関連:F1アブダビGP 結果:優勝はハミルトン、ロズベルグがチャンピオン獲得!